本田宗一郎さんの「やりたいことをやれ」 を読んでいます。
僕は今インターネット業界に身をおいているわけですが、 「現代は激動の時代」とよく言われます。 せっかく頑張って良いものを作り、 ビジネスモデルを確立しても、 ある日突然Googleがもっと良いものを 無料で提供するなんてことが起こり得ます。
しかし、情報化社会のひとつ前、 工業化社会における本田宗一郎さんの本にも こんな記述があります。
引用> 現代は激動の時代である。 寸刻の息抜きをすることは許されない。 創意工夫と、数々の失敗とその原因の究明に エネルギーを傾注しなければ、 時代のテンポにとてもついていけないと思う。 そもそも、従来の常識などというものは 破られるものであり、 そのため能力を酷使しなければならないのだ。 苦しいときもある。 夜もねむれぬこともあるだろう。 どうしても壁がつき破れなくて、 オレはダメな人間だと劣等感にさいなまれるかもしれない。 私自身、その繰り返しだった。 しかしその悩みを乗り越え、 一歩前に進んだときの喜びは大きい。 それがまた、次の壁に挑戦する意欲につながるのだと思う。 /引用>
引用> 現代は激動の時代である。 寸刻の息抜きをすることは許されない。 創意工夫と、数々の失敗とその原因の究明に エネルギーを傾注しなければ、 時代のテンポにとてもついていけないと思う。 そもそも、従来の常識などというものは 破られるものであり、 そのため能力を酷使しなければならないのだ。 苦しいときもある。 夜もねむれぬこともあるだろう。 どうしても壁がつき破れなくて、 オレはダメな人間だと劣等感にさいなまれるかもしれない。 私自身、その繰り返しだった。 しかしその悩みを乗り越え、 一歩前に進んだときの喜びは大きい。 それがまた、次の壁に挑戦する意欲につながるのだと思う。
/引用>
この「ものづくりの哲学」は 完全にインターネットの会社にも 引き継ぐことができると思います。
激動の時代とはなにも今に始まったことではないのですね。
インターネットの世界はなにもかもが 新しいことばかりで、 よく道に迷いそうになりますが、 本質をつかめば お手本はあらゆる場所にたくさんあると思いました。
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